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日本マイクロソフト、有給の出産休業20週取得可能へ…働き方改革推進

 日本マイクロソフトは、働き方改革推進の取組みとして、9月より「ファミリーフレンドリー休業制度」を導入した。出産や育児、介護による休業を一定期間「有給」で認める。

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これまでの制度とファミリーフレンドリー休業制度
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 日本マイクロソフトは、働き方改革推進の取組みとして、9月より「ファミリーフレンドリー休業制度」を導入した。出産する女性社員は、20週の有給(100%給与支給)の出産休業を取得することができるなど、出産や育児、介護による休業を一定期間「有給」で認める。

 日本マイクロソフトはこれまで、出産する女性社員は法定の産前産後休暇(無給)14週と法定の育児休業(無給)、子どもが生まれる社員・養子を迎えた社員は有給の配偶者出産休暇2日と法定の育児休業(無給)が取得できた。また、家族の看護・介護が必要な社員は有給のファミリーケア休暇5日と法定の介護休業(無給)、会社独自の介護休業の延長(無給)が可能だった。

 マイクロソフトの企業ミッション「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」に基づき、自社の働き方改革の推進、ならびにダイバシティー&インクルージョン(D&I)の取組みとして、9月より新たに「ファミリーフレンドリー休業制度」を導入した。

 ファミリーフレンドリー休業制度は、出産予定の女性社員のための出産休業(Maternity Leave)、配偶者・パートナーが出産した際の育児休業(Paternity Leave)、養子縁組を行った際の育児休業(Adaptive Parents Leave)、深刻な病気や介護が必要な家族をサポートするための看護・介護休業(Family Caregiver Leave)を一定期間「有給」で認めるもの。

 この制度を利用すると、出産する女性社員は、法定の育児休業に加え20週の有給(100%給与支給)の出産休業が取得できる。新たに親になる人は、実子・養子を問わず、新しい子との絆を築く時間が持てるように、法定の育児休業に加え6週の有給(100%給与支給)の育児休業または養子休業を取得できる。なお、出産する女性は、この6週は有給の出産休業の20週の中に含まれる。

 また、重篤な健康状態にある家族の看護・介護が必要な社員は、従前の制度に加え、毎年最大20就労日の有給(100%給与支給)の休業を取得できる。

 ファミリーフレンドリー休業制度とすでに2016年5月から導入している「テレワーク勤務制度」などを有効に組み合わせて活用することで、仕事の効率・生産性の向上に加えて、家族との絆を深めていくことにも役立ててほしいとしている。

日本マイクロソフト、有給の出産休業20週取得可能へ

《工藤めぐみ》

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