シリコンスタジオ開発の『YEBIS 3』、レーシングシミュレータ『rFactor2』に採用 | GameBusiness.jp

シリコンスタジオ開発の『YEBIS 3』、レーシングシミュレータ『rFactor2』に採用

シリコンスタジオは、ポストエフェクトミドルウェア「YEBIS 3」が、Studio397(オランダ)のSteam版レーシングシミュレータ『rFactor2』に採用されたことを発表しました。

ゲーム開発 ミドルウェア
シリコンスタジオ開発の『YEBIS 3』、レーシングシミュレータ『rFactor2』に採用
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シリコンスタジオは、ポストエフェクトミドルウェア『YEBIS 3』が、Studio397(オランダ)のSteam版レーシングシミュレータ『rFactor2』に採用されたことを発表しました。

リアルタイムなグラフィック開発が可能な『YEBIS 3』


「ポストエフェクト」とは、レンダリングされたグラフィックスに対してポストプロセス(後処理)としてエフェクトを付加することで、より豊かに見せる技術のこと。『YEBIS』によって、写真に対する「レタッチ」的な処理を、グラフィックスにリアルタイムで実行可能です。アルゴリズムが物理的、光学的に正しく設計されているため、より高いリアリティを実現できるという特徴があります。あらゆるリアルタイムグラフィックス開発に活用できますが、ゲーム向けのグラフィックス開発現場でも重用されています。

日本のプログラマブルシェーダー技術の黎明期を支えた川瀬正樹氏を中心とした、ゲーム開発現場を多数経験した技術者が開発に関わっており、パフォーマンスとリアリティの両立を高いレベルで得ることが出来るアルゴリズムが採用されています。

最新版である『YEBIS 3』では、絞り開閉とレンズの収差、補正シミュレーションにより、これまでに無い写真のようなボケ味の再現が可能です。羽根の枚数と円形絞りの組み合わせや、レンズ構成によってフォーカス前後で異なるカラーフリンジなど、さまざまな特徴をもつリアルなボケ味を表現できます。


今回『YEBIS 3』を採用した『rFactor2』は、数多くのレーシングチームやプロのドライバーがトレーニングツールとして利用している、2013年リリースのレーシングシミュレータです。本作はDirectX9から11へのアップデートが行われており、『YEBIS 3』の実装も含めグラフィックスの改良が多数実施されているとのこと。


『YEBIS 3』は、コンシューマーハードからPC、スマートフォンまで多様なプラットフォームに対応しており、『rFactor2』以外にも『ドラゴンボール ゼノバース』や『Bloodborne』といった作品に採用されています。

【『YEBIS 3』の対応プラットフォーム】
ニンテンドースイッチ、PlayStation4、PlayStation3、PlayStationVita、Xbox One、Xbox360、Windows(DirectX 9/10/11)、iOS、Android
《GameBusiness.jp》

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