海外メディアRolling Stoneは、Activisionが「ゲーム内課金」と「マッチメイキング」に関する新システムの特許を取得したことを報じています。
この特許は、ゲーム内アイテム課金要素の存在するマルチプレイヤータイトルについて、プレイヤーが購入したアイテムなどによってマッチングに変化を加えるというもの。具体的な例として、ある特定のゲーム内アイテムを所有している有力なプレイヤーと、それを購入する可能性のある他のプレイヤーをマッチングさせることで該当のアイテムの購入を促すことが挙げられます。例えば、プレイヤーのプロフィールの解析を行うことで、スナイパー志望のプレイヤーには、よりハイスキルな、課金アイテムを使用中のスナイパーとマッチングさせるなどの方策を自動で行うなどです。
Activisionのコメントによれば、これはあくまで試験的意図での特許取得であり、このシステムを搭載したタイトルは現時点では存在していないとのことですが、いつかはこのような、ゲーム性にも影響を及ぼす動的な広告要素を持ったタイトルを目にする機会もあるのかもしれません。大型タイトルを中心に取り入れられる機会も増えてきたゲーム内アイテム課金要素だけに、今後の行末も気になる所ではないでしょうか?
Activision、アイテム課金とマッチメイキングに関する特許を取得―アイテム購入を促す新システムなど
《Arkblade@Game*Spark》