発表によると、売上高は337億2,900万円(前年同期比17.6%増)、営業利益50億100万円(同191.5%増)、経常利益50億1,600万円(同875.5%増)、純利益34億8,100万円(同757.5%増)となり、売上・利益のどちらとも増加する結果となりました。
デジタルコンテンツ事業
■コンシューマ
Nintendo Switch向け『モンスターハンターダブルクロス』が堅調に推移。また、9月には欧米をターゲットに『マーベル VS. カプコン:インフィニット』(PS4, Xbox One, PC)を発売し、90万本が出荷されています。『ウルトラストリートファイター2』のスマッシュヒットや、前期発売の3DS版『モンスターハンターダブルクロス』、販売累計400万本を突破した1月発売の『バイオハザード7 レジデント イービル』のリピート販売も収益向上に寄与したとのことです。コンシューマ向けの上期のタイトル数は20本、パッケージ販売が計355万本となっており、前年同期よりも増加しています。
■オンライン
オンラインゲームにおいては、10周年を記念した大型アップデートが行われた『モンスターハンター フロンティアZ』が底堅く展開。モバイルコンテンツでは、『モンスターハンター エクスプロア』が安定した収益に。その他iOS/Android向けに『逆転裁判』シリーズ2作も投入されています。また、IPを用いたライセンス収入の増加も利益向上に寄与したとのこと。■業績
上記の結果、デジタルコンテンツ事業の売上高は201億3,800万円(前年同期比23%増)、営業利益38億3,000万円(同248.4%増)となっています。■下期戦略
コンシューマでは、E3や東京ゲームショウ2017で注目を集めた『モンスターハンター:ワールド』が1月26日発売予定となっているほか、『バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション』が12月12日発売予定。モバイルコンテンツでは国内外でヒット作の創出を目指し、PC等では既存タイトルを安定的に運営していく方針とのことです。その他事業でも『モンハン』の多角展開が成功
また、アミューズメント機器事業では、メダルゲーム機『モンスターハンター メダルハンティングG』が好調に推移したほか、TVアニメ「モンスターハンターストーリーズRIDE ON」の放映や、USJ「ユニバーサル・クール・ジャパン2017」のアトラクション展開など、ゲームに止まらない『モンスターハンター』のIP展開も好調の要因となっています。
2018年3月期の連結業績については、当初の業績予想から変更はありません。