エミュレータとアーケードゲームを無断複製したPCを販売、著作権侵害で逮捕 | GameBusiness.jp

エミュレータとアーケードゲームを無断複製したPCを販売、著作権侵害で逮捕

ACCSによると、山形県警生活環境課と寒河江署、上山署は、ゲームソフトウェアをPCに無断複製した上、インターネットオークションを利用して販売していた東京都羽村市の男性を著作権法違反の疑いで逮捕した。

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社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は11月10日、山形県警生活環境課と寒河江署、上山署が11月9日、ゲームソフトウェアをPCに無断複製した上、インターネットオークションを利用して販売していた東京都羽村市の新聞配達業男性(44歳)を、著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕したことを、著作権侵害事件として発表した。

男性は、2017年3月31日および5月10日、「大魔界村」(カプコン)、「アルゴスの戦士」(コーエーテクモホールディングス)、「SUPER HANG ON」(セガホールディングス)、「エレベーターアクション」(タイトー)などのゲームソフトウェアを内蔵ハードディスクに無断複製したPCを、山形県の購入客2名に対し、代金合計50,300円で販売していた。

山形県警の捜査員がサイバーパトロールで男性の出品を発見し、ACCSを通じて著作権者に連絡したことが端緒。男性は、出品画面で「アーケードゲームが8,000タイトル遊べる」などと説明し、インターネットオークションで販売していた。また、エミュレータ「MAME」とアーケードゲームを内蔵ハードディスクに複製し、落札購入者が入手次第すぐに遊技できる状態にしていたという。

「MAME」と「大魔界村」などのアーケードゲームを無断複製したPCを販売(ACCS)

《吉澤 亨史@ScanNetSecurity》

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