中野に現れた「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」はゲーマーの為の新しい遊び場になるか | GameBusiness.jp

中野に現れた「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」はゲーマーの為の新しい遊び場になるか

東京中野区に現れた「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」ローンチパーティーのレポートをお届けしながら、この「ゲーミングスペース」の雰囲気や可能性についてご紹介します。

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中野に現れた「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」はゲーマーの為の新しい遊び場になるか
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2月2日、東京中野区でレッドブルによるアジア初のゲーミングスペース「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」がオープン。そのローンチパーティーでは、「ゲームイベントを実施するために必要なすべてのもの」が用意されているというコンセプトが関係者に向けて説明されました。


「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」は「ゲーミングシーンを構築する、プレイヤー、デベロッパー、パブリッシャー、ありとあらゆる人たちのための場所」なのだとか。具体的にどのようなイベントが開かれていくのかはまだ不明なところが多く、極端に言えば「地下に構えられた、だだっ広いだけのイベントホール」にも思えました。


しかしながら、それは「ユーザーが作り上げるコミュニティー」を大切にする為の意思表示だったご様子。いわゆる“公式”が口を挟むことが必ずしも「遊び場」の発展に繋がるわけではないのは、肌感で分かるゲーマーもいらっしゃることでしょう。


「ゲームイベント運営に必要となる人員以外のすべてのもの」のみを提供する「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」の目指すところは、「やりたい!」「やろう!」という気持ちだけで完成する、ゲーマーの為の新しい遊び場であるように感じました。悪く言えば「投げっぱなし」、良く言えば「好き放題遊べる」と考えると極端かもしれませんが、このニーズにマッチしたゲーマーは一定数いることでしょう。


比較的カテゴリが近いであろうe-Sports専用施設「e-sports SQUARE AKIHABARA」と比べると広く感じられましたが、ローンチパーティーではPCやゲーム機器が設置されていなかったため、開催するイベントによって大きく変わりそうでした。5台のPC/ゲーム機が2セットで向かい合う「5v5ゲーム」のようなセッティングから「2人対戦ゲーム」、デスクにPCを並べていく「LANパーティー」的スタイルまで、自由に対応できる模様。メインステージ以外にも、イスに腰掛けてゆったり2~3人でゲームを遊べるエリアが用意されていました。


カウンタースペースも完備。アルコール類は要検討かもしれませんが、飲食OKのイベントを開きたい方にとっては運営のヒントになるのでは。青系の照明で照らされていた会場でしたが、カウンターにガッツリ盛られた「日清のとんがらし麺」とのコントラストもかなり印象的。「日清のとんがらし麺」はこのローンチパーティーで、チョコブランカ率いる女子ゲーミングチーム「P2G(Project Gaming Girls)」へのスポンサリングを発表していました。



同時に、新たなユニフォームもお披露目。いろいろと辛口な声が飛び交っている昨今の国内e-Sportsシーンですが、その渦中に投じられる新たなスパイスとして活躍してくれるよう期待したいところです。


イベントでは、ライアットゲームズ日本支部法人の齋藤亮介ディレクターも登壇。「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」では、『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』国内公式リーグの試合も開催され、その様子も観戦可能になります。「LJL 2018 Spring Split」は2月9日からスタートし、開幕戦から一般の観戦者向けに開放。選手同士が声を掛け合って激突する様の「一般公開」は、『LoL』競技シーンのファンやチーム対戦型ゲームのe-Sportsシーンに大きく響くことになるでしょう。

同じくローンチパーティーでアナウンスされた「Red Bull Monday Night Streaks」は、レッドブル主催の賞金制イベント。さまざまなゲームを対象に「勝者は勝ち残り、次の対戦相手はSNSで投票を行い決定」「賞金額は9万9999円(即日支払い)」という賑やかなことになりそうなルールで、一年を通して開かれることが明かされています。


このように大規模なイベント開催がアナウンスされてきましたが、ユーザーコミュニティとして「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」をどう扱えるのかは、まだまだ予測が難しいところ。価格や設備など、詳細な情報のアナウンスが待たれます。「箱を借りる」という感覚でライトに使えるのであれば、個人的には“『不思議のダンジョン2 風来のシレン』の縛りプレイRTAレース”だとか、“スポーンから「肉を焼く」までの時間を競う『マインクラフト』タイムアタック(参考)”のような、運が絡むがゆえに「競技性」と若干かけ離れていたり、「ゲームデベロッパー/パブリッシャーがやらないようなイベント」をやってみたいと感じました。

まだベールを脱ぎ切れていないようにも思える「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」ですが、Game*Spark読者の皆様はこのゲーミングスペースをどのように使ってみたいと感じたでしょうか。「こんなイベントがあったら面白そう」「誰かにやって欲しい」といったアイデアを(実現の可否はともかくとして)ぜひコメント欄にお寄せください。
《キーボード打海@Game*Spark》

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