10月からSteamストアページでXbox/PSコントローラーの各対応状況が表示されるように！Valveが開発へ情報追加のアンケート実施中

Valveは、パブリッシャーおよび開発者向けのSteamworks Developmentにて、2023年10月からSteamストアページ内で「DualSense」「DUALSHOCK」コントローラー対応に関する情報が表示されることを発表し、情報の公開および追加の要請を行っています。

ストアページにコントローラーごとの対応状況が追加

現在は対象者向けにストアページでアンケートを実施しているようで、2023年10月以降は入力した情報をSteamストアページに反映予定。現在Steamではコントローラーに関して「フルコントローラーサポート」「部分的コントローラーサポート」などが項目としてありますが、反映後は「Xboxコントローラー」「DualSense」「DUALSHOCK」などが表示されるようになります。

なお、このアンケートに関する注意点として、各コントローラーの仕様が大幅に異なり、Xboxコントローラーが良好な動作をしていてもDUALSHOCKおよびDualSenseが自動的にサポートされるわけではないことを説明しています。

コントローラーを使用するプレイヤーの大幅増が背景に

今回のサポート対応情報の追加に関して、ValveではSteamのゲームでコントローラーを使用するプレイヤーが一般的になっていることを報告。2017年から、Steamでは8,700万人を超えるユーザーが少なくとも1回はコントローラでゲームをプレイしているというデータが出ています。このデータでは半数以上のプレイヤー（約69%）がXboxコントローラーを使用しているようです。

さらにPlayStationコントローラーを使用するユーザーの大幅増も報告されています。2018年には全体の約11%だった使用率が、現在では27%まで増加しています。Steamは2020年12月にDualSenseへの正式対応を発表。現在はPlayStation PC LLCがパブリッシングする作品など、ハプティックフィードバックなど各機能を使用できるゲームも増えています。

ValveがSteam上で使用されるコントローラー統計データを報告―Xbox系強し、PS4も大きく健闘 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト