英国の業界紙MCV UK(617号)は、あまりスポットライトの当たらないポルトガルのゲーム市場の現状についてレポートしています。ポルトガルの2009年のゲーム市場規模は約2億0600万ユーロ(約220億円)。うちソフトは1億0800万ユーロ、ハードが9800万ユーロとなっています。額だけ見ると小さいですが、2005年の7100万ユーロから、7600万ユーロ、8800万ユーロ、9800万ユーロ、そして1億0800万ユーロと約10%の伸びを続けています。昨年には任天堂が現地オフィスを開設。3つのハードホルダーが揃いました。流通はEcofilmesとInfocapitalという大手流通業者がおり、そこからGAMEやGameStopといった専門ゲームショップ、FnacやAuchanという巨大ショッピングチェーンへと卸されるという構図。人口が約1000万人というポルトガルは今年中にもブロードバンド普及率が50%を超える見込みになっているなど、リーマンショックの影響は大きいものの、期待される市場になっているとのこと。
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