昨年10月からSteamで英語ローカライズ版がダウンロード販売されていた日本の同人ソフト 『ルセッティア』(Recettear: An Item Shop's Tale)が、12月だけで10万本以上のセールスを記録したことが分かりました。ローカライズを担当したCarpe Fulgurの共同創設者Andrew Dice氏によると、当初の予想を遥かに上回るこの記録を達成できたのは、Steamの大規模な年末セールの影響によるもので、広告予算のないインディー系の新規タイトルでは通常考えられない数字とのこと。但し本作は、Steamのセール期間中“Indie Story Pack”の収録作として5ドルという安価で販売されていたため、パブリッシャーやデベロッパーが手にした収益は非常に少なかったとも報告されています。Dice氏は今後『ルセッティア』のDLCやコンソール向け開発を検討したいと伝えた他、同じ開発元EasyGameStationの3Dアクションゲーム『シャンテリーゼ』をローカライズする計画も明らかにしています。
「ゲームの返金率は影響ない」「ゲームの実UIを見せろ!」Steamで“露出”増やすには―Valve謹製FAQ【令和6年最新版】公開 2024.5.15 Wed 返金率はSteamでの表示優先度に影響?開発者が重視すべき点は何…