ソニーは4月1日付で機構改革を行い、中核事業であるレクトロニクス及びネットワークサービス事業を、全てのコンスーマー製品事業とネットワークサービス事業を担当する「コンスーマープロダクツ&サービスグループ」と、成長戦略の要となるB2B、コンポーネント、半導体事業を担当する「プロフェッショナル&デバイス・ソリューショングループ」に再編します。これに伴い、ソニー・コンピュータエンタテインメント代表取締役社長 兼 グループCEOおよびソニー本社の執行役 ネットワークプロダクツ、ネットワークサービス事業担当の平井一夫氏が代表執行役 副社長に就任し、「コンスーマープロダクツ&サービスグループ」を統括することになります。ハワード・ストリンガー会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)の後継者争いも注目されますが、報道によればストリンガー氏は「平井氏が先頭のポジションにいるが、レースはまだ終わっていない」とコメント、最有力候補であることを示唆しています。また、平井氏の昇格は「ゲーム事業を黒字化させた功績が大きい」とのこと。平井氏は1984年にCBS・ソニーに入社。その後、SCEアメリカを経て、SCEの執行役員を務めた後、久夛良木建氏の後継としてSCEグループを牽引してきました。
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