セガ傘下でオーストラリアのブリスベンに拠点を置くセガスタジオオーストラリア(Sega Studios Australia)でデジタル分野へのシフトを目的とした37名のスタッフのレイオフがあったとのこと。同社は元々セガが買収した英国Creative Assemblyのオーストラリアスタジオとして設立され、『Rome: Total War』『Medieval II: Total War』『Stormrise』そして最近ではオリンピックの公式作品『London 2012: The Official Video Game of the Olympic Games』などを開発してきました。「従来型のゲーム産業が低迷する一方、デジタル分野の急速な成長は新たな可能性を我々に与えています。我々のスタジオもデジタル分野へのフォーカスが必要であり、その転換に当たって残念ながら37名の職が失われる事になってしまいました」と同社はコメントしているとのこと。既にそうした分野の作品の開発がスタートしているそうです。オーストラリアは英語圏ということもあって比較的独立系デベロッパーや大手パブリッシャーのスタジオが立地している地域ですが、世界的なゲーム産業の不振は同地にも影響を与えていて、THQも14名を削減することを1月に発表しています。
ゲーム機販売の長期化を成し遂げた任天堂に注目―5月上旬に決算を発表するゲーム関連企業一覧【決算発表スケジュール】 2024.5.7 Tue 5月上旬はゲーム関連の主要な企業が本決算を迎えるタイミングで…
過激FPS『POSTAL 2』開発元「海賊版でも気にしない」―Steam版がオーストラリアで再度購入不可の状況に公式サイトから購入推奨も、攻めの姿勢 2024.4.19 Fri 「海賊版でも良い」という爆弾発言の真意は?
スクエニ、欧米のインディーやパブリッシング部門などでレイオフの報道…インディーレーベル「Square Enix Collective」などに影響 2024.5.14 Tue 『PowerWash Simulator』などを担当する部署が影響か。