ValveがSteamタイトルが楽しめるLinuxベースのハードウェアとして提唱した“Steam Machine”。Steamにおける同機種の販売が大幅縮小されていることを一部海外メディアが報告しました。海外メディアVG247は、2018年3月の時点ですでにSteamから一部のモデルを除く“Steam Machine”の表記が削除されていることを指摘。“Steam Machine”の販売が大きく後退していることを示唆しています。“Steam Machine”はLinuxベースのハードウェアとして2013年にプロトタイプがリリースお披露目された規格。しかしながら、ゲーマーの注目に対し、正式な販売はそれから2年後の2015年後半となっています。また、同機種の発表に前後してLinuxベースのゲーム用OS“SteamOS”と、Steamコントローラーも同時に公開されました。ハードウェアとしての“Steam Machine”の功績は未知数でしたが、SteamOSについては対応タイトルのセールなども複数回行われており、LinuxへのPCゲームの対応の一助になったのかもしれません。なお、Valveは現時点で“Steam Machine”の今後の展開について明らかにはしておらず、VG247は、この販売の縮小が同機種のフェードアウトを示しているではないかとしました。
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