ドリコムは、GMOインターネットよりRPG『ウィザードリィ(Wizardry)』に関連する、一部作品などに関わる各種権利の取得を行ったことを発表しました。『ウィザードリィ』は1981年に第一作がPC向けに発売された3DダンジョンRPG。日本においては特に初期作品がコンソールでのRPGの初期のハードコア作品として、数限りない影響を日本のクリエイターへと与えました。また、日本でも『ウィザードリィ外伝』をはじめ、数多くの派生作品が作られています。現在購入可能なPC日本語版『ウィザードリィ』としては『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』『ウィザードリィ外伝 五つの試練』『Wizardry 囚われし魂の迷宮』が存在。『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』についてはiOS版も配信中です。各作品のライセンス契約の今後の引き継ぎ状況については明らかにされていません。なお、今回ドリコムが取得したのは『ウィザードリィ』のうち、システムが大きく変わった後期作品『Wizardry6』、『Wizardry7』、『Wizardry Gold』、『Wizardry8』の著作権及び、『ウィザードリィ(Wizardry)』自体の国内外の商標権。いわゆる「ワードナ」や「トレボー」、「リルガミン」といった固有名詞や、各種呪文名など、初期作品に関わる権利などは含まれていません。合わせて、ドリコムは「同IPの新規タイトル」の開発を決定したとも発表。今後の展開も期待されます。
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