Laurent Malville氏(以下、Malville氏):ユービーアイソフトトロントで『Starlink: Battle for Atlas』のディレクターをやっています、Laurent Malvilleです。
――『Starlink: Battle for Atlas』とはどのようなゲームなのでしょうか。
Malville氏:『Starlink: Battle for Atlas』は、組み替え式の宇宙戦闘機を駆使し、アトラス銀河を破壊しようとしているロボット兵軍団との戦いの中へと身を投じるアクションアドベンチャーゲームです。
――実際にプレイしたのですが、オープンワールドのように見えました。
Malville氏:『Starlink: Battle for Atlas』は星系を探索していくことができるゲームです。7つの惑星を探索でき、惑星間はすべてシームレスに旅ができるようになっています。それぞれの惑星には独自の物語があり、生態系も異なります。舞台となる宇宙は、凶悪なアルケミストたちに支配されており、その宝を巡る戦いが描かれます。
Malville氏:それはもう魔法としか言いようがないです。昨年のE3で『Starlink: Battle for Atlas』を発表した後に、任天堂アメリカがユービーアイソフトトロントまで視察に来たんです。その後、彼らは5回ほど重役を連れてきて、宮本さんにプレゼンするよう依頼してきたのです。京都の任天堂で行われた会議では、『スターフォックス』と『Starlink: Battle for Atlas』のコラボレーションの可能性について話してくれました。その会議には宮本さんだけでなく、なんとオリジナルの『スターフォックス』の開発者の面々もいて、私は非常に緊張したのをおぼえています。
Malville氏:宮本さんに会いにいくために日本に行った時が、私にとっての最初の日本旅行になりました。フランスでは日本のアニメを見て育ち、『スターフォックス』も非常に愛しています!まだ日本での発売は決まっていませんが、皆さんが『Starlink: Battle for Atlas』を手に取って遊んでもらえる日を心待ちにしています!
――本日はありがとうございました。
インタビューの直前に会場で『Starlink: Battle for Atlas』のスイッチ版をプレイすることができました。試遊台のテーブルはまるでおもちゃ箱をひっくり返したようになっており、トイ好きの筆者の気持ちを盛り上げてくれました。各宇宙戦闘機は約15センチほどありそこそこ大きく、迫力があります。コントローラに接続したマウントに、まずパイロットのフィギュアを装着。その時点でゲーム中にパイロットが認識され、コクピットの位置にパイロットを被せるように戦闘機を装着すると、ゲーム中でも自機が反映されるという趣向。武器などは戦闘中にリアルタイムで変更することができます。