株式会社WAVE3とBCG株式会社は、障害者就労支援とブロックチェーンゲームを融合させた新サービス「Revel App」を発表しました。本プロジェクトは、障害を持つ方々が必要なスキルを身につけられように、ブロックチェーンゲームを活用するものです。
「Revel App」は、ブロックチェーンゲームをプレイすることを就労支援の一環とし、PCスキルや金銭管理、事務作業、時間・体調管理などの訓練として利用するサービスです。また、施設支援員によるアセスメントの補助機能を付加でき、個別面談の効率化も目指して開発を進めています。
WAVE3は、Web特化型の就労継続支援B型「GIF-TECH’s」の運営に、ブロックチェーンゲームを活用してきました。これまでの経験をもとに、必要とされる要素を形にした福祉支援ツールとなります。サービス展開は、5月初頭を予定。現在は試験運転とフィードバックの収集を行いながら、ブロックチェーンゲームとの連携を強化し、提携パートナーを開拓している段階とのことです。
今回発表した「Revel App」という名称には、楽しみや喜びを意味する「Revel」、革新と発見の精神を意味する「Revelation」、アプリケーションを意味する「App」、そしてゲームを通じた成長機会を意味する「Level Up」の4つの要素が込められています。これらは、福祉業界とブロックチェーン業界の架け橋となるサービスの理念を表すものです。
BCG社のCOOである豊田光氏は、ブロックチェーンとゲームの楽しさを組み合わせた「Revel App」について、「世界中の人々がより豊かな生活を送れるようにしていく」というビジョンの実現に向けた一歩だと述べています。また、WAVE3のCEO近藤貴司氏は、本サービスが福祉における仕事の在り方を変える起爆剤になることへの期待を示しました。
すでに多くの施設から問い合わせがあり、準備を進めているとのことです。「Revel App」は、ブロックチェーンゲームを活用した新たな就労支援事業の形を目指しており、今後の展開に注目が集まります。なお、本件に関する問い合わせ先は、ブロックチェーン事業者が豊田光氏（ market@blockchaingame.co.jp ）、福祉事業者が近藤貴司氏（ takashi.kondo@wave3.jp ）となっています。
